自然と触れ合いながら働くことや、自分の手で作物を育てることに魅力を感じる方が増えていることもあり、近年農業を始める方が徐々に増加しています。
特に農業は季節に大きく依存するため、年間を通じて安定した収入を得ることが難しい場合があります。特に、露地栽培では天候や市場の変動に影響されやすく、収入が不安定になることが多いです。そのため、多くの農家が収入を補完する手段として、ビニールハウスを利用した施行を検討しています。
そのほかにも、合間にビニールハウスの施工をお手伝いし、給与を補填してる方もいます。
そこで今回はビニールハウス施工について述べていきます。
【ビニールハウスの施工について】
1 測量を行う
最初のステップは、建設予定地の測量です。これにより、土地の形状や周囲の環境を把握し、ビニールハウスの設置に適した場所を選定します。測量では、以下の点を確認します。
・土地の傾斜や地形
・周囲の障害物(木や建物など)
・日照条件
をみていきます。
2 オートレベルを使って正確に勾配・水平・レベルを計測する
ビニールハウスを施工するにもそもそも水平な土地はないため必要に応じて盛土を行うこともあります。ビニールハウスの四点の高さをしっかりと同じ位置に合わせておかないと傾いて建設されてしまうため測量の次にこの作業が必要となります。
3 建て方工事に入っていく 骨組を組む
基礎工事は、ビニールハウスの強度と耐久性を確保するために非常に重要です。以下の手順で進めます。
基礎穴の掘削: 地面に基礎を支えるための穴を掘ります。
鉄筋の設置: 基礎の強度を高めるために、鉄筋を組み立てます。
コンクリートの打設: 基礎を固めるためにコンクリートを流し込み、養生します。
基礎が完成したら、ビニールハウスの骨組みを組み立てます。この工程では、以下の作業を行います。
アーチパイプの設置: アーチパイプを立てて骨組みを形成します。
補強作業: 骨組みが風や雪の重みに耐えられるように、補強材を追加します。
4 完成したらビニールを張る工事を行う
骨組みが完成したら、ビニールを張ります。この作業は、風が強くない日を選んで行うのが理想です。
ビニールの固定: ビニールをアーチパイプにしっかりと固定し、シワやたるみがないように注意します。
留め具の取り付け: ビニールを固定するための留め具(ビニバーなど)を取り付けます
大体の工期としては、大きいもので1か月、小さいものの場合は数日~1週間を予定しています。
クスモトでは、ビニールハウスの施工~解体、買い取りまで一貫して行っております。
ありがたいことに全国各所からお問い合わせをいただいておりますが、人手が足りていません。そこでクスモトでは一緒に働いてくれる従業員を募集しております。
詳しくは下記ご確認よろしくお願いいたします。